月へんに重と書く漢字には「腫」があります。
この記事では、「腫」の読み方を分かりやすく説明していきます。
月へんに重で「腫」の読み方
「腫」は音読みで「しゅ」と読み、訓読みは「腫れる」で「はれる」、「腫らす」で「はらす」と読みます。
この漢字の部首である月は「にく」や「にくづき」と読みます。
「腫」の意味や解説
「腫」とは肉体の一部分が腫れていることを示す言葉であり、こちらは腫れ物やできものとして有名です。
これらは場合によって重篤な病気の前兆であることも多く、適切な処置や摘出する必要があります。
「腫」はこれ以外にも身体が腫れることや水が溜まるむくみに対して使うことも可能です。
「腫」の熟語での使い方や使われ方
・『腫瘍』【しゅよう】
「身体の組織や細胞が以上に増えること」を示す言葉であり、病的な増殖に対して使います。
「腫瘍」には良性のものと悪性のものがあり、後者は適切な処置や手術が必要となります。
・『浮腫』【ふしゅ】
「皮膚の下に水が溜まる状態」のことであり、こちらは健康状態の悪化や生活習慣の乱れなどで発生します。
「浮腫」は別名でむくみと呼ばれており、運動や体質改善によって解消することが可能です。
・『癌腫』【がんしゅ】
「癌の中でも上皮細胞から発生したもの」を示します。
これとは別に非上皮細胞から発生した癌は肉腫と呼ばれます。
どちらも悪性腫瘍であり、早期発見と同時に適切な治療が必要となります。
まとめ
「腫」は身体や肉体の一部分が腫れている状態を示す言葉であり、こちらは病気の症状として現れるものも多く存在します。
癌は悪性腫瘍ですが、現代医療では早期発見や早期治療することが可能になりました。