この記事では、「蜻」の読み方を分かりやすく説明していきます。
虫へんに青で「蜻」の読み方
「蜻」は音読みでは、「セイ」と読みます。
訓読みはありません。
「蜻」の漢字の意味や解説
「蜻」とは、「蜻蛉」、「蜻?」で昆虫の「トンボ」のことを意味しています。
「トンボ」は、トンボ目(蜻蛉目)に分類される昆虫の総称を意味しています。
「トンボ」には、細長い翅と腹があり、頭は丸くて、複眼が大きいのが特徴です。
「トンボ」は卵から幼虫、そして成虫と不完全変態で成長していきます。
「トンボ」の幼虫は「ヤゴ」と呼ばれています。
英語では、「dragonfly」、「damselfly」と表記します。
「蜻」は「虫」に「青」と書きますが、「虫」は音読みで「チュウ」、「キ」、訓読みで「むし」と読み、「むし」、「昆虫」、「何かに夢中になる」などの意味があります。
また、「青」は音読みで、「セイ」、「ショウ」、訓読みで「あお」、「あお(い)」と読んで、「あお」、「あおい」、「若い」などを表しています。
「蜻」の地名や名前での使われ方
・『下奈良蜻蛉尻筋』【しもならとんぼじりすじ】
京都府八幡市にある地名です。
・『嵯峨蜻蛉尻町』【さがとんぼじりちょう】
京都府京都市右京区にある地名です。
・『蜻浦』【へぼうら】
熊本県玉名郡和水町にある地名です。
まとめ
「蜻」が使われている昆虫の名前をいくつか挙げてみます。
「赤蜻蛉」は「アカトンボ」と読み、トンボ科アキアカネ属(アカネ属)のトンボの総称を言います。
一般的に「アキアカネ」のことを指しています。
また、「蚊蜻蛉」は「カトンボ」と読みます。
ガガンボ科の昆虫の総称で、「ガガンボ」とも呼ばれています。
そして、「蜻蛉」は「カゲロウ」と読んで、カゲロウ目(蜉蝣目)の昆虫の総称を表しています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。