この記事では、「詰」の読み方を分かりやすく説明していきます。
言べんに吉で「詰」の読み方
「詰」という漢字は訓読みでは「詰(つ)める」や「詰(なじ)る」と読み、音読みでは「キチ」や「ケツ」、「ケチ」や「キツ」と読みます。
「詰」の意味や解説
「詰」には「つめる」や「つまる」、「つむ」、「なじる」、「せめる」、「といつめる」、「まがる」、「かがむ」という意味が含まれています。
「詰」は取っ手のある刃物と口の象形である「言べん」に斧などの刃物と口の象形である「吉」を組み合わせ、「問いつめる」という意味を表す形声文字として成り立った漢字です。
「詰」を使った例文
・『荷物を詰めていたら、キャリーケースが一杯になってしまった』
・『何か物を詰めてすきま風を防ごう』
・『無駄な支出を少しでも抑えて、生活費を詰めるようにした』
・『ミスをした部下に対して、上司が激しく詰めた』
・『棋士が華麗なる一手で対戦者の玉を詰めた』
「詰」の熟語での使い方や使われ方
・『理屈詰め』【りくつづめ】
「理屈で押し通すこと」や「理屈を述べて追及すること」を意味する言葉です。
・『理詰め』【りづめ】
「議論や思考などを理屈や論理で押し通すこと」を意味する言葉です。
・『詰問』【きつもん】
「相手を厳しく責めて、問いただすこと」を意味する言葉です。
「詰」の地名での使われ方
・『油橋詰町』【あぶらはしづめちょう】
京都府京都市上京区に所在する地名です。
・『網野町浜詰』【あみのちょうはまづめ】
京都府京丹後市に所在する地名です。
まとめ
「詰」は訓読みでは「詰(つ)める」や「詰(なじ)る」と読み、音読みでは「キチ」や「ケツ」、「ケチ」や「キツ」と読む漢字でした。
そして、「詰」には「つめる」、「なじる」、「せめる」、「まがる」、などの意味が含まれています。