この記事では、「北京」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「北京」の正しい読み方は「ぺきん」と「ほっけい」どちら
日本において、「北京」は「ぺきん」と読まれ、中国から伝来した漢字の字音に基づく「唐音(とうおん)」に由来した読み方です。
ただし、江戸時代の書物では「北京」に「ほつきん(発音するとホッキン)」のルビが振られていたり、「ぺきん」に併せて「ほくけい」の読みが記載されている大漢和辞典もあるようです。
ちなみに、現地中国の標準的な発音では「ペイチン」と発音され、英語では“Beijing”と表記されます。
正しい読み方の結論
「北京」は正しくは「ぺきん」と読みます。
「北京」の意味
「北京」は中国の華北平原の東北部にある首都です。
世界で16位の都市人口を持ち、96%の漢民族と4%の少数民族で構成されています。
経済においては世界第11位、中国国内第2位の経済規模を持ちます。
国政でも「北京」は要所であり、中国共産党本部や最高指導者の住居が置かれている他、毎年この地で中国の最高権力機関である全国人民代表大会が開催されているのです。
「北京」の歴史を辿ると紀元前11世紀にまで遡り、王朝の移り変わりと共に「北平」、「南京」、「中都」、「大都」とその名を変えていきました。
そして、1949年の「中華人民共和国」の成立時に首都に指定されると共に、名を「北京」に改められます。
「北京」の言葉の使い方や使われ方
・『北京では2008年にオリンピックが開催された』
・『北京は中国のシリコンバレーとも称されている』
まとめ
・日本において「北京」は「ぺきん」と読まれています。
・「北京」は中国の華北平原東北部に位置する首都です。
