この記事では、「夢現」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「夢現」の正しい読み方は「ゆめうつつ」と「むげん」どちら
「夢現」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みについて、説明します。
「夢」の漢字の音読みは「ム」で、訓読みは「ゆめ」です。
また、「現」の漢字の音読みは「ゲン」で、訓読みは「あらわ(れる)・うつつ」です。
ここから、訓読み+訓読みを繋げると、「ゆめうつつ」と読めますし、また音読み+音読みで繋げると「むげん」と読むことも可能です。
ただ、ここからは
「夢現」の正しい読み方は分かりません。
さて、いずれの読み方が正しのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「夢現」の正しい読み方は、訓読みを重ねた「ゆめうつつ」で、「むげん」と読むことは間違いです。
「ゆめうつつ」との言葉は、日常においても聞くことは少なくありませんが、一般的に表記する際には「夢うつつ」とされることが多いと言えます。
従って、「ゆめうつつ」の漢字表記が「夢現」であることが、意外と知られていないとも言えます。
「夢現」の意味
「夢現」とは、「夢とも現実とも区別がつかない状態や、ぼんやりしている状態」を意味する言葉です。
「夢現」の言葉の使い方や使われ方
・『朝だよと声を掛けられたが、眠ったのが非常に遅く、その声は夢現で聞いていました』
・『余りにも衝撃的な事件であり、まるで夢現と言った気分で、呆然と見ていました』
まとめ
「夢現」の正しい読み方は、「ゆめうつつ」で、「むげん」と読むのは間違いです。
また、この「夢現」とは、「夢とも現実とも区別がつかない状態や、ぼんやりしている状態」を意味する言葉です。