この記事では、「奏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「奏」の正しい読み方は「そう」と「かなで」どちら
「奏」の読み方として推測できるものに、「そう」と「かなで」があります。
「そう」と「かなで」の二つの読み方のうち、「奏」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「奏」の正しい読み方の結論は、「そう」と「かなで」の両方とも正しい読み方になります。
「奏」の音読みは「そう」で、訓読みは「かな・でる」です。
訓読みの「かな・でる」の連用形が名詞化した読み方として「かなで」があります。
「そう」も「かなで」も、「人名漢字の読ませ方」として使われることもあります。
「奏」の意味
「奏」の意味は「そう」と読む場合は、「君主・目上の人に申し上げること」を意味しています。
「奏する・上奏・奏上・奏聞(そうもん)」などの言葉で使われています。
「奏」を「かなで」と読む場合には、「音楽(楽器)を演奏したり、歌舞で舞ったりすること」の意味合いになります。
また「そう・かなで」は、「男性にも女性にも使えるユニセックスな人名」として使われることもあります。
「奏」の言葉の使い方や使われ方
「奏」の言葉の使い方・使われ方は、「自分よりも目上の人に申し上げること」や「楽器を演奏したり舞ったりすること」を意味して使うという使い方になります。
「奏」を使った例文を以下で紹介します。
・『どの時代においても、天皇陛下に上奏(じょうそう)するにはしかるべき身分や手順が必要となります』
・『大勢の観客の前で、バイオリンを演奏(えんそう)するのは十年ぶりなのでかなり緊張しています』
・『来月には生まれてくる女の子に、奏(かなで)という名前をつけようと思っています』
まとめ
この記事では、「奏」の正しい読み方「そう・かなで」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「奏」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参照してみてください。