この記事では、「飆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
犬と犬と犬と風で「飆」の読み方
飆は、音読みでひょうと読む事が可能な漢字です。
訓読みの方では、かぜやつむじかぜ、みだと読む事が出来ます。
「飆」の意味や解説
文字での表記を目にすれば分かる事でしょうが飆は、犬を3つ組み合わせた文字の隣に風を付け加える事で完成した漢字です。
そんな飆は、風やつむじ風、大風といった意味を持っています。
総画数は21画であり、漢字検定では1級クラスとなっていますが、残念ながら常用漢字には含まれてはいません。
お陰で普段の生活の場で、この飆を目にしたり、使用する機会というのは決して多くはないです。
「飆」の熟語での使い方や使われ方
・『飆飆』【ひょうひょう】
「風が勢い良く激しく吹く様子」を指し示す言葉として、この飆飆は利用されています。
・『飆風』【ひょうふう】
「突然激しく吹く風」とか「つむじ風」を意味する言葉として、用いられているのです。
・『狂飆』【きょうひょう】
「荒れ狂った激しい大風」や「暴風」という意味を所有する言葉として、この狂飆は駆使されています。
まとめ
3つの犬を合体させて生じた文字の横に、風を付け足す事によって成立した飆は、音読みでひょう、訓読みでかぜとかみだ、つむじかぜと読む事が可能な漢字です。
更に風や大風、つむじ風といった意味を所有する漢字として使う事が出来ます。
ただし注意が必要なのは、飆は現在の常用漢字からは外れてしまっている漢字である事です。
なのでテレビや雑誌、新聞の様なメディア上ではほとんど使用されていない漢字となっています。
だからこそ日常生活の中で、この漢字を見掛けたり、用いる事はほとんどなかったりするのです。
以上の事から飆は、大半の現代人にとって余り馴染みがない漢字であると言えます。