金へんに追で「鎚」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに追で「鎚」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「鎚」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに追で「鎚」の読み方

「鎚」という漢字は訓読みでは「かなづち」「つち」と読み、音読みでは「ツイ」「ズイ」「タイ」「テ」と読みます。

「鎚」の意味や解説

「鎚」には「つち」「かなづち」「うつ」「かなづちで打つ」「はかりの重り」という意味が含まれています。

「鎚」は金属とすっぽり覆う様の象形である「金へん」に十字路と立ち止まる足、神に供える肉の象形である「追」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「鎚(つち)」「円柱形の頭部に柄が付いている物をたたく工具」のことであり、「槌」「椎」とも表記されます。

「鎚」の熟語での使い方や使われ方

・『相槌』【あいづち】
「鍛冶で、2人の職人が交互に鎚を打ち合わすこと」「相手の話にうなずいて、調子を巧みに合わせること」を意味する言葉です。

・『鉄槌』【てっつい】
「大型のかなづち」「ハンマー」「厳しい命令や制裁の例え」を意味する言葉です。

「鎚」の地名での使われ方

・『小槌』【こづち】
岩手県上閉伊郡大鎚町に所在する地名です。

・『小松町石槌』【こまつちょういしづち】
愛媛県西条市に所在する地名です。

「鎚」の名前での使われ方

・『石鎚』【いしづち/いしずち】
広島県や愛知県、兵庫県に見られる日本の名字です。

・『小鎚』【こづち】
広島県や埼玉県、石川県に見られる日本の名字です。

・『鎚谷』【つちや】
山形県に見られる日本の名字です。

まとめ

「鎚」は訓読みでは「かなづち」「つち」と読み、音読みでは「ツイ」「ズイ」「タイ」「テ」と読む漢字でした。

そして、「鎚」には「つち」「かなづち」「うつ」「かなづちで打つ」「はかりの重り」という意味が含まれています。

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