この記事では、「欠片」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「欠片」の正しい読み方は「かけら」と「けっそん」どちら
「欠片」は「かけら」と読みます。
欠はケツと読みますが片はソンとは読まないので「けっそん」とは読みません。
それを言うなら欠をカケと呼んでも片をラとは読みませんが、特定の漢字を組み合わせたときにだけ特別な読み方をする熟字訓という法則によって「欠片」は「かけら」と読まれます。
欠はかけたものという意味で片は切れ端という意味を持ち、両者を合わせて欠けた切れ端という意味で「かけら」という言葉と結び付けられた熟語です。
正しい読み方の結論
「欠片」は熟字訓というルールによって「かけら」と読むのが正しいと定義されています。
熟字訓はその漢字が本来読まない読み方を正しい読み方とする法則ですが、「けっそん」という読み方とは結びついていないので「けっそん」は間違いです。
「欠片」の意味
「欠片」はなんらかの物から壊れたことで分離した一部を指す言葉です。
またそうして分離したものは元々の物と小さい物なのでほんのわずかしかないものという意味で、物質以外のものに対しても使われます。
「欠片」の言葉の使い方や使われ方
・『皿の欠片で怪我をした』
・『ガラスの欠片を片付ける』
・『欠片も想像していなかった事態』
まとめ
「欠片」はひらがなで「かけら」と書かれることも多いですし単純に文字だけ見れば「かけら」とは読めないので、「欠片」は似たような意味の言葉と思ってしまう人もいますが「かけら」の漢字表記そのものです。
なので変に読み方も疑わずに「かけら」と「欠片」を結びつけて覚え、きちんと正しい読み方である「かけら」と読みましょう。