さんずいへんに固と書く言葉には「涸」があります。
この記事では、「涸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいへんに固で「涸」の読み方
「涸」は音読みで「こ」と読み、訓読みは「涸れる」で「かれる」、「涸びる」で「からびる」、「涸きる」で「つきる」と読みます。
「かれる」は「枯れる」、「つきる」は「尽きる」と書くことが可能です。
「涸」の意味や解説
「涸」は物事や物体がなくなることや枯れることを示す言葉であり、特に水がなくなることを示す時に使います。
水などがなくなることは「干からびる」と表現します。
水が干上がってしまうことを示す言葉には「涸渇」があり、このような状態は生活に危機がでるレベルのものも存在します。
「涸渇」はこれ以外にも様々なものが尽きてしまう状態を示す言葉であり、災害時の水や食糧の「涸渇」は生命の危険に直結するので対処が必要です。
「涸」の熟語での使い方や使われ方
・『涸渇』【こかつ】
「水が干上がってしまう状態」を表す言葉です。
「涸渇」は「枯渇」と書くことが可能であり、水以外にも様々なものが尽きてしまうことを表します。
「涸渇」水や食糧のような物質的なものから、才能などが尽き果てることを示す時にも使います。
・『乾涸びる』【ひからびる】
「水分が抜けきって乾燥している状態」です。
「乾涸びる」は「干涸びる」と書くことが可能であり、ミイラのような物体から比喩表現としても使うことが可能です・
・『涸涸』【かれがれ】
「草木などが枯れている様」を表す言葉であり、こちらは和歌や詩などに使われています。
「涸涸」はこれ以外にも人に生気が全く見られない状態や、家の中が寂しいことを示す時も使います。
まとめ
「涸」は水や物体が尽きてしまうことやなくなってしまうことを表す言葉です。
「涸渇」は水が干上がることから、才能が尽きてしまうことを示す時にも使うことが可能です。