浅草は、古くからある東京の地名で「あさくさ」と読み、食べ物の屋台が立ち並ぶ浅草の雰囲気は、昔ながらの情趣が味わえます。
その「浅草」ですが、「あさくさ」意外に読み方があることをご存知でしょうか。
この記事では「浅草寺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「浅草寺」の正しい読み方は「あさくさじ」と「せんそうじ」どちら
「浅草寺」は「あさくさじ」ではなく、「せんそうじ」と読みます。
「浅草寺」の近くにある「浅草神社」は「あさくさじんじゃ」なのに、なぜ「浅草寺」は音読みなのでしょうか。
それは、お寺が中国からの輸入と共に漢字の読み方も伝わったからです。
それで寺院の読み方は音読みが多いのです。
正しい読み方の結論
「浅草寺」は、音読みで「せんそうじ」と読みます。
「あさくさじ」は正式名称としては間違いとなります。
地名としては「あさくさ」なので、初めて読む時は間違えて読みそうになるので注意です。
「浅草寺(せんそうじ)」の意味
「浅草寺」は、東京の下町の浅草にあり、大きな提灯の下がった雷門が有名で、テレビ等で目にした方は多いでしょう。
パナソニックの創設者が体調不良の治癒をここで祈願した際、状態が回復したので、それを記念して建てられたのが雷門だそうです。
「浅草寺」は、推古天皇の時代に隅田川から引き上げた観音像を祀った事により、お寺の建立が始まりました。
「浅草寺(せんそうじ)」の言葉の使い方や使われ方
・『浅草寺の雷門の前は外国人旅行客でいっぱいだ』
コロナ前は、交通の便が良く飲食店も多い大東区は、年間900万人程の外国人観光客が訪れ、賑わいを見せていました。
・『浅草寺を人力車で観光し、景色の写真を沢山撮った』
浅草や京都等の古きよき街並みの観光地には、今も人力車が活躍しています。
風景を撮影するのにお勧めです。
・『浅草寺は、幅広い方面に御利益があるらしい』
浅草寺にある薬師堂は病気からの回復、商売繁盛ならカンカン地蔵、恋の願いには久米平内堂、天災防止には鎮護堂など、それぞれの祈願に合うお堂があり、パワースポットです。
鎮護堂は東京大空襲の被災を免れ縁起がよい場所です。
まとめ
地名の読みは「あさくさ」なので「浅草寺」が「せんそうじ」なのを他の言い方で間違えないようにしましょう。
中国から日本に伝わった寺が漢字と共にだった為、音読みで読むのが通用とされたそうです。