この記事では、「消耗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「消耗」の正しい読み方は「しょうこう」と「しょうもう」どちら
「消耗」は、本来の読み方としては「しょうこう」となります。
とはいえ、「しょうもう」は慣用読みとして定着していますので、間違いではありません。
慣用読みとは、本来は間違った読み方なのですが、それが広がり定着している為、そのまま間違いではないとなった読み方のことを言います。
正しい読み方の結論
「消耗」の正しい読み方は「しょうこう」となります。
しかし、一般的に使われているのは「しょうもう」の方でしょう。
どちらを使っても間違いではありませんが、知識としてもともとは「しょうこう」だったと覚えておいてください。
「消耗」の意味
「消耗」とは、使っていくことで減ること、使ってしまってなくなることをいう意味と、体力、気力を使い果たすことという意味の二通りがあります。
たとえば「消耗品」という言葉は前者の意味で、使うことでなくなっていく物のことを言います。
消しゴム、ティッシュなどがそれにあたります。
「消耗戦」という言葉は後者の意味合いが強く、相手の疲弊を待つ戦いという意味になります。
「消耗」の言葉の使い方や使われ方
・『洗剤は消耗品なので少しぐらい在庫が多くても問題はない』
・『無駄に体力を消耗したくないので、そんな早くから現場には行かない』
・『一緒にいるだけで消耗するから、あの人がいる場所には近づかない方がいい』
・『神経を消耗する作業だからか、すぐにバイトが辞めてしまい困っている』
・『お互い意地になり、消耗戦へ突入してしまった感がある』
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「消耗」という言葉の読み方、意味について解説しました。
「しょうこう」「しょうもう」、どちらを使っても問題はありませんが、現在は「しょうもう」と使うことがほとんどだと覚えておきましょう。