この記事では、「滲出液」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「滲出液」の正しい読み方は「しんしゅつえき」と「さんしゅつえき」どちら
滲出液の漢字を見て、さんしゅつえきと読んでしまう人がいるものです。
どうしてその様に読むかと言うと、最初の滲の漢字が、惨の漢字に似ているため、見間違えて、さんと読んでしまう事が考えられます。
ですが滲出液を、さんしゅつえきと読んでしまうのは、当然誤りとなります。
滲出液は、しんしゅつえきと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
滲出液は、しんしゅつえきと読むのが正解な言葉となっています。
そもそも難解な漢字である滲は、しんやにじといった読み方が可能であり、その後に続く出もしゅつやで、液は、えきやつゆという風な読み方が出来るのです。
そのためそれらの読み方をそれぞれ組み合わせて、しんしゅつえき、と読むのが正しい読み方となっています。
「滲出液」の意味
滲出液は、液体がじわじわとわき出て広がるといった意味がある滲出の漢字に、えきたいやしる、流動する物体という様な意味を有する液の漢字を付け足す事により成立した言葉です。
だからこそ滲出液は、内部から表面へとしみ出て来る液といった意味を示します。
「滲出液」の言葉の使い方や使われ方
・『その木の表面がべたっとしているのは、滲出液が出て来ているためです』
・『傷口から体液が、滲出液としてしみ出ています』
・『症状として気になるのが、膿や滲出液により下着が汚れている点です』
まとめ
滲出液の滲の漢字は、惨劇といった言葉に使用される惨の漢字に見た目が似ているのです。
お陰で惨と勘違いして、滲出液を、さんしゅつえきと読んでしまう人もいたりします。
当然この読み方は間違いであり、滲出液はしんしゅつえきと読むのが正解です。
そんな滲出液は、内側から表面にしみ出て来る液体を表す言葉であり、特に炎症等を起こして血管外にしみ出る液に用いられています。