「炉心融解」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「炉心融解」の正しい読み方と意味について解説します。
「炉心融解」の正しい読み方は「ろしんようゆう」と「ろしんゆうかい」どちら
「炉心融解」という言葉は「ろしんようゆう」と「ろしんゆうかい」の2つの読み方が考えられます。
「ろしんようゆう」と「ろしんゆうかい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「炉心融解」の正しい読み方は「ろしんゆうかい」です。
「融解」の「融」は「融合(ゆうごう)」「金融(きんゆう)」など「ゆう」と読み、「解」は「解剖(かいぼう)」「正解(せいかい)」など「かい」と読みます。
「炉心」は「ろしん」と読むので「炉心融解」は「ろしんゆうかい」と読むのが正解です。
「炉心融解」似たような意味を持つ言葉として「炉心溶融」があります。
「炉心溶融」の読み方が「ろしんようゆう」であり、「炉心融解」を「ろしんようゆう」と読むのは間違いです。
「炉心融解」の意味
「炉心融解」とは、「原子炉で使用されている核燃料が固体から液体になること」を意味する言葉です。
原子炉の中心部分は放射性物質である核燃料によって構成されます。
核燃料は制御下にある状態では固体の状態を維持していますが、何らかの異常が発生し炉心温度が上昇し続けると答えだった核燃料が液体になって流れ出します。
そのような原子炉の炉心が解けて流れ出すことを指す言葉が「炉心融解」です。
原子炉の崩壊や放射性物質の流出が懸念される非常に危険な状態です。
「炉心融解」の言葉の使い方や使われ方
・『炉心融解が発生したらもう終わりだ』
・『なんとしてでも炉心融解だけは防がなくてはならない』
まとめ
「炉心融解」の読み方は「ろしんゆうかい」です。
「ろしんようゆう」は「炉心溶融」という別の言葉なので混同しないように注意しましょう。