この記事では、「上前腸骨棘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「上前腸骨棘」の正しい読み方は「じょうぜんちょうこつきょく」
「上前腸骨棘」は骨盤に含まれている部位を指す用語で「じょうぜんちょうこつきょく」と読みます。
「上前腸骨棘」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「上前腸骨棘」は医学用語ということもあり、その言葉自体を知らない人にとっては正確に読むのが難しい言葉と言えるでしょう。
「上前」は「うえまえ」、「腸骨」は「ちょうぼね」と読んでしまいがちです。
特に「棘」は音読みの「キョク」よりも訓読みの「とげ」がよく知られているため「腸骨棘」を「ちょうこつとげ」と読んでしまう人もいるでしょう。
「上前腸骨棘」について説明
「上前腸骨棘」は、骨盤の広い面積を占める「腸骨(ちょうこつ)」のうち、上部のとがった部位に付けられている名称です。
腰に手を当てた時、丁度手のひらに触れる、骨盤の出っ張った場所が「上前腸骨棘」となります。
ちなみに「腸骨棘」が付く部位には、体の前面にある「上前腸骨棘(ASIS)」と「下前腸骨棘(AIIS)」、体の後面にある「上後腸骨棘(PSIS)」と「下後腸骨棘(PIIS)」があります。
とげのように隆起しているのが特徴で、前面と後面、上部と下部のどこにあるかの違いによって、それぞれ名称が異なります。
まとめ
骨盤の出っ張った場所にある「上前腸骨棘」は「じょうぜんちょうこつきょく」と読みます。
名前が長くて読みにくいのですが「うえまえ」「ちょうぼね」「ちょうこつとげ」などと読み間違えないよう、正確に覚えたいところです。