「上肢」は何を指しどう読む言葉なのでしょうか。
この記事では、「上肢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「上肢」の正しい読み方は「じょうし」
「上肢」の正しい読み方は「じょうし」です。
「上」には「上方」【じょうほう】「頭上」【ずじょう】など「じょう」という読み方があります。
「肢」は「肢体」【したい】「義肢」【ぎし】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「じょうし」が「上肢」の正しい読み方です。
「上肢」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「上肢」のよくある間違った読み方として挙がるのが「うえし」「あげし」です。
「上」には「上側」【うえがわ】「真上」【まうえ】など「うえ」という読み方があるほか「売上」【うりあげ】「押上」【おしあげ】など「あげ」とも読みます。
どちらも漢字単独の読み方としてはあっていますが「上肢」の読み方ではありません。
「上肢」について説明
「上肢」とは、「人の腕や手」を表す言葉です。
人の胴体から伸びる肩から先の部分を指します。
「肢」は人間の体から伸びる部分を意味する言葉で肩から先の腕や手を「上肢」といい、腰の下から伸びる足を「下肢」といいます。
両腕の医学的な言い方です。
「上肢」の言葉の由来
「肢」は人間の体から伸びる4本の両手足を表す言葉です。
4本のうち下側にある両足が「下肢」で「上肢」は胴体の上部にあることに由来する言い方です。
まとめ
「上肢」は医療関係者が使う専門的な言い方です。
治療箇所の説明など医療機関を受診した時に使われることがあるので覚えておきましょう。
