この記事では、「日銭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「日銭」の正しい読み方
「日銭」の正しい読み方は「ひぜに」です。
「日」も「銭」も訓読みになります。
の間違った読み方や間違いやすい読み方
「日銭」は「ひせん」「にっせん」と間違って読まれることがあります。
「日銭」について説明
「日銭」の意味は以下の通です。
1つ目は、「毎日働いた分の報酬として、手元に入って来る金銭のこと」という意味です。
2つ目は「毎日少しずつ返済する契約で、貸し出す金銭のこと、日済し金(ひなしがね)」という意味です。
「日銭」は名詞として「日銭を稼ぐ」「日銭が入る」「日銭商売」などと使われます。
基本的に、その日に発生する何かしらの契約による金銭に使われます。
ちなみに、似た意味の言葉に「日給(にっきゅう)」がありますが、こちらは「1日につきいくらと定めた給料」という意味で、「日銭」とは違います。
「日銭」の言葉の由来
「日銭」の「日」は「にち」とも読み「太陽」「昼間」「一日」という意味、「銭」は「お金」「貨幣」という意味、「日銭」で「一日で発生するお金」になります。
「銭」という漢字は、「金属製のうすい刃の農具」のの象形で、元々田を耕す農具の「鋤(すき)」を表す文字でした。
戦国時代になり、地方で鋤をかたどった通貨を作ったことから、「通貨」「貨幣」という意味で使われる様になったのです。
まとめ
今回は「日銭」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。