「粗利」という言葉は何という読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「粗利」の正しい読み方と意味について解説します。
「粗利」の正しい読み方は「あらり」と「そり」どちら
「粗利」という言葉は「あらり」と「そり」の2つの読み方が思い当たります。
「あらり」と「そり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「粗利」の正しい読み方は「あらり」です。
「粗利」の「粗」は「粗方(あらかた)」「粗筋(あらすじ)」など「あら」という読み方があり、「利」は「利益(りえき)」「金利(きんり)」など「り」と読みます。
2つの読み方を合わせた「あらり」が「粗利」の正しい読み方です。
「粗」には「粗末(そまつ)」「精粗(せいそ)」など「そ」という読み方もありますが「粗利」に「そり」という読み方はなく間違った読み方です。
「粗利」の意味
「粗利」とは「売上高から仕入原価を差し引いた残りの金額」を意味する言葉です。
会計で使われる専門用語で、大ざっぱに計算した利益を指します。
60円で仕入れたパンを100円で売ったときの「粗利」は40円です。
「粗利」はあくまでも大雑把な目安を表すものであり実質的な利益ではありません。
本当の意味での利益を示す純利益は店の家賃や人件費、税金など様々な費用を粗利から差し引いた残りの金額になります。
「粗利」の言葉の使い方や使われ方
・『店の粗利を計算する』
・『経費がかさむので粗利の割に純利益は少ない』
・『粗利が3割以上あれば商売として成り立つ』
まとめ
「粗利」の読み方は「あらり」で「そり」は誤った読み方です。
企業会計や店の売上計算では必須の言葉なので読み方と意味の両方とも正しく覚えておきましょう。
