「聖」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「聖」の正しい読み方と意味について解説します。
「聖」の正しい読み方は「せい」と「ひじり」どちら
「聖」という言葉は「せい」と「ひじり」の2つの読み方が考えられます。
「せい」と「ひじり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「聖」の正しい読み方は「せい」と「ひじり」の両方です。
「聖」は2つの読み方を持つ言葉で「せい」と「ひじり」の両方とも正しい読み方として認められ使われています。
「せい」の読み方では「聖人(せいじん)」「神聖(しんせい)」などの使い方があります。
「ひじり」の読み方は基本的に1文字で使われることが多く熟語で使われることはほぼありません。
「聖」の意味
「聖」を「せい」と読む場合、「けがれたところがなく清らかなこと」という意味になります。
宗教的に純粋でよこしまなところがない様子を表す言葉で、特にキリスト教において清らかで尊いさまを表す際に用いられます。
尊く立派であるであるという意味から転じて「剣聖」「楽聖」など「尊い存在と崇められるほどその道を極めた人」という意味でも用いられる表現です。
「聖」を「ひじり」と読む場合、「徳が高い人」を意味します。
天下を治める人や仏教や儒教で道を極めた人など人としての正しさに優れる人を指します。
仙人など人としての枠を超えた人に対しても使う表現です。
「聖」の言葉の使い方や使われ方
・『聖なる光が降り注ぐ』
・『聖夜とはクリスマスのことを指す』
・『聖者が町にやってきた』
まとめ
「聖」の読み方は「せい」と「ひじり」の2つですが、読み方の違いで言葉の意味も異なります。
読み方と意味を合わせて覚えておきましょう。