「不祝儀」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「不祝儀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「不祝儀」の正しい読み方は「ぶしゅうぎ」
「不祝儀」の正しい読み方は「ぶしゅうぎ」です。
「不」には「不様」【ぶざま】「不調法」【ぶちょうほう】など「ぶ」という読み方があります。
「祝儀」は「御祝儀」【ごしゅうぎ】「しゅうぎぶくろ」【しゅうぎぶくろ】など「しゅうぎ」と読みます。
2つを組み合わせた「ぶしゅうぎ」が「不祝儀」の正しい読み方です。
「不祝儀」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「不祝儀」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ふしゅうぎ」「ぶしゅくぎ」です。
「不」には「不幸」【ふこう】「不始末」【ふしまつ】など「ふ」という読み方があり「祝」は「祝福」【しゅくふく】「祝日」【しゅくじつ】など「しゅく」とも読みます。
「不祝儀」の正しい読み方は1つだけなので他の読み方を当てると読み間違いになります。
「不祝儀」について説明
「不祝儀」とは、「不幸な出来事の時に渡す金品」を指す言葉です。
結婚や入学などめでたい時に祝いとして渡すお金や品物のことを「祝儀」といいます。
「不祝儀」は通夜や告別式など不幸な出来事の時に渡すお金や品物のことで、一般的には葬儀の時に渡す「香典」と同じ意味で使われる表現です。
「不祝儀」の言葉の由来
「不」には後に続く言葉を否定する意味があります。
「祝儀ではない」が「不祝儀」の由来です。
まとめ
「不祝儀」は祝儀の反対語として使われます。
常識として知っておかないとまずい言葉なので覚えておきましょう。