この記事では、「怠ける」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「怠ける」の正しい読み方
「怠ける」の正しい読み方は「なまける」です。
「なま(ける)」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「怠ける」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「怠ける」は「おこける」「ずるける」「ふける」などと間違って読まれることがあります。
「怠ける」について説明
「怠ける」の意味は以下の通りです。
1つ目は「自分がするべき仕事や役割をせず、働かないこと」という意味です。
2つ目は「元気がなくなる」という意味です。
3つ目は「なまやさしくて鈍いこと」という意味です。
「怠ける」は動詞として「怠ける・怠けた」と使われたり、副詞として「怠けて休む」などと使われたり、名詞として「怠け者」「怠け癖」などと使われます。
似た様な言葉に「サボる」があり、こちらは「サボタージュ」が変化した言葉で、「仕事を休んでくつろぐこと」という意味です。
「怠ける」は「するべきことをしない」という意味ですので、ニュアンスが違います。
「怠ける」の言葉の由来
「怠ける」は漢字の意味から成り立つ語です。
「怠」という漢字は、「台+心」で構成されています。
「台」は「農具」の象形で、ここから「人の手を加えて止め置く」という意味、「心を止め置くこと」で「おこたる」「なまける」という意味として使われるようになりました。
まとめ
今回は「怠ける」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。