「束石」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「束石」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「束石」の正しい読み方は「つかいし」
「束石」の正しい読み方は「つかいし」です。
「束石」には「束柱」【つかばしら】「束の間」【つかのま】など「つか」という読み方があります。
「石」は「石斧」【いしおの】「庭石」【にわいし】など「石」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「つかいし」が「束石」の正しい読み方です。
「束石」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「束石」のよくある間違った読み方として挙がるのが「たばいし」「そくいし」です。
「束」には「札束」【さつたば】「花束」【はなたば】など「たば」という読み方のほか「束縛」【そくばく】「約束」【やくそく】など「そく」とも読みます。
どちらも漢字の読み方としては正しいのですが「束石」の読み方ではありません。
「束石」について説明
「束石」とは、「建物の床束を支える石」のことです。
建物1階の床を支える短い柱を「床束」といいます。
床束を地面に直接置いてしまうと水分で腐食したり地震に耐えられなかったりなどの不具合があるため基礎になる石を地面に埋めてその上に柱を置きます。
基礎として床束を支える石が「束石」です。
古い日本家屋では30cm程度の玉石を使っていましたが、現在はコンクリートで成形したものが主流です。
「束石」の言葉の由来
「床束を支える石」に由来します。
まとめ
「束石」は普段目にすることはありませんが家を支える重要なものです。
家の安全に関わる重要なものなので読み方と意味を知っておきましょう。