「非文」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「非文」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「非文」の正しい読み方は「ひぶん」
「非文」の正しい読み方は「ひぶん」です。
「非」には「非業」【ひごう】「非道」【ひどう】など「ひ」という読み方があります。
「文」は「文章」【ぶんしょう】「散文」【さんぶん】など「ぶん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ひぶん」が「非文」の正しい読み方です。
「非文」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「非文」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ひもん」「ひあや」です。
「文」には「文言」【もんごん】「証文」【しょうもん】など「もん」という読み方があるほか「文切れ」【あやぎれ】「文目」【あやめ】など「あや」とも読みます。
「非文」の正しい読み方は1つしかないので他の読み方で読むと間違いになります。
「非文」について説明
「非文」とは、「文法の誤りにより正しい文として成立していない文」を意味する言葉です。
文法的に間違っているため成り立っていない文を指します。
文章の内容や意味の間違いではなく文法の間違いを指す言葉なので、内容が矛盾していたり意味が通じなかったりする文章でも文法的に正しければ「非文」ではありません。
活用の間違いや不適切な助詞の使い方など、文法の技術的な間違いによって成立していない文を指す言葉です。
「非文」の言葉の由来
「文に非ず」に由来します。
まとめ
「非文」は言語学でよく使われる学術用語の一種です。
日常生活ではほとんど使いませんが知識として覚えておきましょう。