この記事では、「比例」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「比例」の正しい読み方は「ひれい」
比の漢字は、比較や比率、対比に比重等の言葉を見れば分かる通り、音読みでひと読む事が可能です。
後ろに続いている例は、判例とか条例、例外に事例といった言葉の様に、音読みでれいと読む事が出来ます。
以上の事から比例は、比の音読みであるひと、例の漢字の音読みであるれいとを組み合わせて、ひれいと読むのが正解となっているのです。
「比例」の間違った読み方や間違いやすい読み方
比べるの言葉みたいに、比の漢字は訓読みでくらと読む事が出来ます。
例えるとか例えの言葉を目にすれば分かる事ですが、後ろの例の漢字は、訓読みでたとと読まれるのです。
お陰でそれら2つの訓読みを合体させる事で比例を、くらたと、と読んでしまう人もいたりします。
確かにそれぞれの漢字が有する読みを繋げた読み方ですが、比例の漢字表記に関しては、訓読み同士をくっつけるのが間違いなので、この様な読み方はすべきではありません。
「比例」について説明
比例は、例をあげて比べるという意味を示す言葉です。
或いは物の形において、全体と部分との割合が釣り合っている事を意味します。
まとめ
比は訓読みでくらと読めるし、例は訓読みでたとと読む事が可能です。
故に比例を見て、くらたとと訓読み同士を繋ぎ合わせて読んでしまう人もいたりします。
ですが比例の言葉に関しては訓読みを繋げるのではなく、比の漢字の音読みであるひに、例の音読みであるれいを付け足して、ひれいと読むのが正しい読み方となっているのです。
そんな比例は、文字通り、例をあげて比べる、という意味の言葉として使われています。