この記事では、「雑色」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雑色」の正しい読み方は「ざっしょく」
雑の漢字は音読みでざつとぞうと読む事が出来るし、色の漢字は音読みでしょくとしきと読む事が可能です。
そのため2つの漢字の音読み同士を組み合わせて、ざっしょくと読まれる事が多く見られます。
ですが雑色はそれ以外にも音読み同士を組み合わせて、ざっしきと読んだり、ぞうしきと読む事も可能な言葉である点には、注意が必要です。
「雑色」の間違った読み方や間違いやすい読み方
色の漢字は黄色や青色の文字の様に、訓読みである、いろと読まれる事が少なくない漢字となっています。
そのためうっかり色の漢字を訓読みにしてしまい、ざっいろとか、ぞういろという風に読んでしまう人も中にはいたりするのです。
ですがこの様な音読みと訓読みが混ざった読み方は、完全に間違いとなっています。
「雑色」について説明
雑色は基本的には、色々な色が混じった色という意味を表す言葉です。
特に一般的な読み方である、ざっしょくと読んだ際にはこの様な意味合いが強くなります。
ただし、ぞうしきと読んだ際には律令制における、品部や雑戸の総称といった意味を示すのです。
まとめ
雑の漢字は訓読みで、ぞうとざつ、色の漢字は訓読みでしょくやしき、音読みでいろと読む事が出来ます。
そのため中には雑色を、訓読みと音読みで組み合わせた、ぞういろとか、ざっいろといった風に読んでしまう人もいるものです。
ですがそういった読み方は間違いで、ざっしょくと読むのが一般的で、他にもざっしきと、ぞうしきと読むのが正解な言葉となています。
そんな雑色は、様々な色や、律令制の品部とか雑戸の総称を表現する言葉です。