この記事では「廿日市」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「廿日市」の正しい読み方は「はつかいち」
広島県の地名「廿日市」の正しい読み方は「はつかいち」です。
「廿日(はつか)」と「市(いち)」を組み合わせた言葉になっています。
「廿日市」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「廿日市」の「廿」という漢字は「甘」に似ているため、「廿日(はつか)」の読み方を知らない人は「廿日」を「あまにち」「かんじつ」と読んでしまいがちです。
また「廿日市」は広島県にある市の名前なので「廿日市市(はつかいちし)」と呼ばれますが、「市」が2回続く部分を間違えて「はつかしし」「はつかいちいち」と読まないようにしたいです。
「廿日市」について説明
「廿日市」は、広島県南西部に位置し広島市の西隣にある市の名前です。
「廿日市市」は人口が約11万人がすむ都市で、世界遺産の厳島(安芸の宮島)があることで知られます。
「ぎり街」と呼ばれる沿岸部は衣食住が便利、瀬戸内海に面した「なぎな海・島」は気候が温暖、「ちいと山」「ぶち山」と呼ばれる山間部は自然が豊か。
木材港があり、それに関連して家具関連産業が発達しています。
また、けん玉発祥の地でもあります。
「廿日市」の言葉の由来
「廿日市」という地名は、この地域で毎月二十日に行われていた「はつかの市」に由来しています。
漢字の「廿」は、漢字の「十」を二つ組み合わせたもので二十を意味します。
つまり「廿日」は二十日のことであり、これを「はつか」と読んで「廿日市」という名称が定着しました。
「廿日市町」という地名が誕生したのは、町村制が施行された1889年になります。
1988年に市制を施行して「廿日市市」が誕生しました。
まとめ
「廿日市」の正しい読み方は「はつかいち」です。
「あまにちいち」「かんじつし」などと読み間違えないように気を付けましょう。