この記事では、「脆弱性」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「脆弱性」の正しい読み方
「脆弱性」の正しい読み方は「ぜいじゃくせい」です。
「ぜい・じゃく・せい」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
の間違った読み方や間違いやすい読み方
「脆弱性」は「きじゃくせい」「きよわせい」などと間違って読まれることがあります。
「脆弱性」について説明
「脆弱性」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「ちょっとした刺激でもすぐに動かなくなったり壊れたりし易い性質」という元の意味です。
2つ目は転じて、「ちょっとしたことですぐに落ち込んだり、自分の意思で行動できなくなってしまう性格のこと」という意味です。
3つ目は「コンピューターネットワークにおいて、ウィルス感染や不正アクセスなど、安全上に問題が生じること」という意味です。
「脆弱性」は主にIT用語として「脆弱性がある・ない」「脆弱性を改善する」などと使われます。
似た意味の言葉に「脅威(きょうい)」がありますが、こちらは「不正アクセスなど、システムに悪影響を与える事象のこと」という意味です。
「脆弱性」は「システム内の、情報セキュリティ上の欠陥のこと」という意味です。
「脆弱性」の言葉の由来
「脆弱性」は漢字の意味から成り立つ熟語です。
「脆」は「もろ(い)」とも読み「やわらかい」「こわれやすい」という意味、「弱」は「よわ(い)」とも読み「力がない」「若い」という意味、「性」は「さが」とも読み「ものごとに備わった性質」という意味、「脆弱性」で「そのものに備わった、やわらかく壊れやすい性質」になります。
まとめ
今回は「脆弱性」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。