「資する」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「資する」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「資する」の正しい読み方は「しする」
「資する」の正しい読み方は「しする」です。
「資」には「資本」【しほん】「出資」【しゅっし】など「し」という読み方があります。
漢字の読み方をそのまま当てて読む「しする」が「資する」の正しい読み方です。
「資する」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「資する」のよくある間違った読み方として挙がるのが「もとする」「じする」です。
「資」は訓読みで「もと」と読みますが「資する」は音読みで読むのが正しいので「もとする」と読むと読み間違いになります。
「じする」は「資」のつくりに当たる「次」の読み方を当てたことによる読み間違いです。
「資する」について説明
「資する」とは、「役に立つようにして助ける」という意味の言葉です。
ある物事がうまくいくよう助けることを意味します。
知識や技術、お金や技術などがある物事にとって有益で助けになる場合に用いられる表現です。
手伝ったり手を貸したりといった協力としての助けではなく、研究に役立つ資料や修理に使える設備など良い影響を与える具体的な物事に対して使われます。
いろいろな物事に対して使われますが書き言葉で使うことが多く、話し言葉ではあまり使われない堅い言い方です。
「資する」の言葉の由来
「資」には「もとになる」「元手を与えて向上させる」という意味があります。
「もとになるものを与えて助ける」が「資する」の由来です。
まとめ
「資する」は日常的にはあまり使わない言い回しです。
レポートや報告書など重要な文書で使われることがあるので正しい読み方の意味を覚えておきましょう。