「土師」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「土師」の読み方とは? 読み方

この記事では、「土師」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「土師」の正しい読み方は「はじ」と「はにし」

土師は、はじ、或いは、はにしと読むのが正解な読み方となっているのです。

後ろの師の漢字は、師匠や師弟等の言葉の通り、音読みでしという読みがあるので、まだじやしと読むのは理解できます。

問題は最初の土の漢字で、音読みと訓読みを見ても、はとかはにという読みは存在していません。

もっともこれは日本語の熟字訓と呼ばれる特別な読み方によるもので、2字以上の漢字で構成される熟字に訓読みがあてがわれているのです。

なので土師はそんな熟字訓により、はじやはにしと読むのだと記憶しておく必要があります。

「土師」の間違った読み方や間違いやすい読み方

粘土とか土壌といった言葉みたいに、土の漢字は音読みで、どと読む事が可能です。

お陰で後ろの漢字の師の音読みとシンプルに合体して、土師の漢字表記を、どしと読む人は珍しくなかったります。

或いは土の漢字は訓読みである、つちと読まれる事も多いので、土師はつちしと読まれる事もあるのです。

所が土師の言葉に対して、どしと読むのもつちしと読むのもどちらも誤りなので、この様な読み方はすべきではありません。

「土師」について説明

土師は、かつて陵墓管理や、埴輪とか土器等を製作していた人を示すのです。

まとめ

土は音読みでどと読めるし、師は音読みでしと読む事が出来ます。

故に土師の漢字表記を見た人の中には、音読み同士を繋ぎ合わせて、どしと読む人も存在するのです。

ですが土師はそういった単純な読み方はせず、熟字訓という特殊な読み方により、はじ、或いは、はにしと読むのが正しい読み方となっています。

そんな土師は、大昔に陵墓の管理や、土器、埴輪の製作等を行っていた人を意味する言葉です。

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