この記事では、「幸甚に存じます」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「幸甚に存じます」の正しい読み方は「こうじんにぞんじます」
幸福や不幸といった言葉の通り、幸の漢字は音読みでこうと読む事が可能です。
次の甚の漢字は、甚大とか激甚の様に音読みでじんと読む事が出来るし、存は既存や共存みたいに音読みでぞんと読む事が出来ます。
以上の事から幸甚に存じますはそれらの漢字の読みを合体させて、こうじんにぞんじます、と読むのが正解です。
「幸甚に存じます」の間違った読み方や間違いやすい読み方
海の幸の様に、幸の漢字は訓読みでさちという読みを持っています。
そのため幸甚に存じますの文字表記を目にして、さちじんにぞんじますという読み方をする人もいたりするのです。
他にも存は存在とか存続という言葉の通り、音読みでそんと読む事も出来ます。
お陰で幸甚に存じますが、こうじんにそんじます、という読まれ方をする事もあるのです。
所が幸甚に存じますは、さちじんにぞんじますと読むのも、こうじんにそんじますと読むのもどちらも間違いなので、この様な読み方をすべきではありません。
「幸甚に存じます」について説明
幸甚に存じますは、非常に有り難いと思っています、という意味を示すのです。
まとめ
幸は訓読みの、さちと読まれる事が珍しくない漢字となっています。
故に甚の音読みであるじんと、存の音読みであるぞんと組み合わせる事で、幸甚に存じますの文字表記を、さちじんにぞんじます、という風に読んでしまう人も存在するのです。
ですが幸甚に存じますの言葉に関しては、幸の漢字も音読みである、こう読みにすべきであり、こうじんにぞんじますと読むのが正しい読み方となっています。
そんな幸甚に存じますは、大変有り難い、という意味を持つ言葉として用いられているのです。