この記事では、「束縛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「束縛」の正しい読み方
「束縛」の正しい読み方は「そくばく」です。
「そく・ばく」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「束縛」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「束縛」は「つかばく」「たばばく」などと間違って読まれることがあります。
「束縛」について説明
「束縛」の意味は以下の通りです。
1つ目は「複数あるものをまとめて紐などでしばること」という意味です。
2つ目は「人や動物を捕らえて縄などでしばること」という意味です。
3つ目は転じて、「他人の行動に制限を加えて、自由を奪うこと」という意味です。
「束縛」は名詞として「束縛する・した」「束縛される」「束縛を破る」などと使われます。
似た意味の言葉に「拘束(こうそく)」があり、こちらは「犯人や被告など犯罪者や容疑者をとらえて、勝手に出歩けない状態にすること」という意味です。
「束縛」は「制限を加えて自由を奪うこと」ですので、置かれる状況に違いがあります。
「束縛」の言葉の由来
「束縛」は漢字の意味から成り立つ語です。
「束」は「たば(ねる)」とも読み「引き締めて一つにまとめる」「動きがとれないように引き締める」という意味、「縛」は「しば(る)」とも読み「なわでしばる」「自由を奪う」という意味、「束縛」で「動きが取れない様に縄でしばること」、転じて「制限を加えて自由を奪うこと」になります。
まとめ
今回は「束縛」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。