この記事では、「水子供養」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「水子供養」の正しい読み方
「水子供養」の正しい読み方は「みずこくよう」です。
「みず・こ」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「く・よう」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「水子供養」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「水子供養」は「すいこくよう」「すいこきょうよう」などと間違って読まれることがあります。
「水子供養」について説明
「水子供養」とは「様々な事情により、母胎からこの世に生まれて来られなかった子供の冥福を願い、祈りや供物を捧げること」という意味です。
妊婦がやむを得ない事情により中絶したり、流産・死産などにより、命を宿しながらも亡くなった赤ちゃんを偲んで冥福を祈ることを表します。
中絶や流産などで遺骨がない場合には、墓碑や石碑などを作るだけでも供養になり、ご本尊は「水子地蔵」になります。
供養はいつまでにするという決まりははく、子供を産めなかった母親の気持ち次第とされています。
「水子供養」の言葉の由来
「水子供養」は「水子+供養」で成り立っている語で、「水子」の語源は諸説あります。
1つ目は亡くなった胎児や赤ん坊は、主に水葬していたからという説です。
2つ目は、まだ見ないまま終わった子という意味の「見ず子」に漢字をあてはめたものという説です。
「供養」は「くよう・きょうよう」どちらの読み方もありますが、「水子供養」の場合は「くよう」と読み、「故人の霊前に供え物をして、死者の冥福を祈ること」という意味です。
まとめ
今回は「水子供養」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。