「甘藍」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「甘藍」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「甘藍」の正しい読み方は「かんらん」
「甘藍」の正しい読み方は「かんらん」です。
「甘」には「甘露」【かんろ】「甘味」【かんみ】など「かん」という読み方があります。
「藍」は「藍碧」【らんぺき】「青藍」【せいらん】など「らん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かんらん」が「甘藍」の正しい読み方です。
「甘藍」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「甘藍」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あまらん」「かんあい」です。
「甘」には「甘口」【あまくち】「甘酒」【あまざけ】など「あま」という読み方があり「藍」は「藍色」【あいいろ】「白藍」【しろあい】など「あい」とも読みます。
どちらも漢字の読み方としては正しいですか「甘藍」の読み方には当てはまりません。
「甘藍」について説明
「甘藍」とは、「キャベツ」のことです。
アブラナ科アブラナ属の多年草で葉は柔らかく甘みがあることから食用として広く利用されています。
お好み焼きや焼きそばの具として用いられるほか、千切りにして付け合わせやコールスローサラダなど生のままでも食されます。
加熱調理から生食までさまざまな調理法で食べられる、日本人の食卓には欠かせない野菜です。
「甘藍」の言葉の由来
キャベツが日本に伝わった江戸時代は現在のような玉型の食用ではなく観賞用の植物として輸入されました。
中国では葉牡丹の一種とされていたことから中国語で葉牡丹を表す「甘藍」を当てたのが名前の由来です。
まとめ
「甘藍」は日常でほとんど使わない言い方ですが、とても身近な野菜なので覚えておきましょう。