「砂原」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「砂原」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「砂原」の正しい読み方は「すなはら」
「砂原」の正しい読み方は「すなはら」です。
「砂」には「砂場」【すなば】「川砂」【かわすな】など「すな」という読み方があります。
「原」は「原宿」【はらじゅく】「野原」【のはら】など「はら」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「すなはら」が「砂原」の正しい読み方です。
「砂原」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「砂原」のよくある間違った読み方として挙がるのが「さはら」「すなげん」です。
「砂」には「砂塵」【さじん】「黄砂」【こうさ】など「さ」という読み方があり「原」は「原型」【げんけい】「高原」【こうけん】など「げん」とも読みます。
どちらも正しい読み方ではなく、アフリカ大陸の北部に広がる砂漠地帯の「サハラ」を「砂原」と書くのは正式な表記ではない当て字です。
「砂原」について説明
「砂原」とは、「砂がたくさんある土地」を表す言葉です。
一面が砂で覆われている広い場所を指します。
砂がたくさんある場所といえば砂漠や砂丘が知られていますが、砂漠や砂丘は砂が堆積し厚く積もっている場所なのに対し「砂原」は土の上に砂が積もっている場所を指すという違いがあります。
「砂原」のほうが砂の量も範囲も限定的です。
「砂原」の言葉の由来
「原」には「人の手が入っていない広い土地」という意味があります。
「砂に覆われたそのままの広い土地」が「砂原」の由来です。
まとめ
「砂原」は砂の量も広さもほどほどの砂っぽい土地に対して用いる表現です。
日常的にはあまり使わない表現ですが知っておきましょう。