「蚕豆」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「蚕豆」の読み方とは? 読み方

「蚕豆」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「蚕豆」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「蚕豆」の正しい読み方は「そらまめ」

「蚕豆」の正しい読み方は「そらまめ」です。

「蚕豆」の読み方は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方です。

「豆」「豆粒」【まめつぶ】「煮豆」【にまめ】など「まめ」と読みますが「蚕」「そら」とは読みません。

「蚕豆」の組み合わせに対して「そらまめ」という読み方が当てられます。

「蚕豆」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「蚕豆」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かいこまめ」「さんず」です。

「蚕」は一字で「かいこ」と読むほか「養蚕」【ようさん】「家蚕」【かさん】など「さん」という読み方もあります。

「豆」「大豆」【だいず】「伊豆」【いず】など「ず」とも読みます。

「蚕豆」の正しい読み方は熟字訓なのでどちらも間違いです。

「蚕豆」について説明

「蚕豆」とは、「マメ科ソラマメ属の豆」のことです。

原産地はアフリカ北部からアジアにかけてとされており、古代エジプトでも食べられていた長い歴史を持つ植物です。

日本に伝わったのは8世紀頃で茹でたり焼いたりして食します。

さやから外すと急激に鮮度が落ちることから調理の直前にさやから外します。

「蚕豆」の言葉の由来

さやの内側は細い繊維で覆われふわふわとしています。

その様子が絹のようであることから絹を作り出す昆虫の「蚕」の字を当てたのが「蚕豆」の由来です。

まとめ

「蚕豆」は一般的には「空豆」と書くことが多く「蚕豆」はあまり使いません。

難読漢字なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。

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