この記事では、「淵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「淵」の正しい読み方は「エン」と「ふち」と「ふかい」
「淵」の正しい読み方は、音読みで「エン」、訓読みで「ふち」になります。
「淵」の一般にあまり知られていない読み方として、「ふかい・おくぶかい」といった訓読みもあります。
「淵」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「淵」は漢字一文字だけであるため、その漢字をあらかじめ知っている人の場合には、間違った読み方をしてしまう可能性は低いでしょう。
「淵」は「淵上・川淵」などの名字で使われていることも多く、「ふち」という読み方は多くの人に知られているからです。
「淵」を使った熟語
「淵」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。
「深淵」
「深淵」という言葉の正しい読み方は、「しんえん」になります。
「深淵」とは、「底が深い水が溜まっている場所・深さが深い淵(ふち)」を意味しています。
「深淵」には、「奥が深いため、その本当のところが分かりにくいさま」や「底知れない奥の深さがある様子」の意味もあります。
「淵叢」
「淵叢」という言葉の正しい読み方は、「えんそう」になります。
「淵叢」の意味は、「多くの物事が寄り集まっている場所」になります。
「淵叢」の「淵」は魚が集まる場所、「叢」は鳥や獣が集まる場所の意味を持っています。
「ある活動の中心拠点」といった意味合いもあります。
「淵源」
「淵源」という熟語の正しい読み方は、「えんげん」になります。
「淵源」とは、「物事・事象が生まれてくる根本的なところ」を示唆しています。
「淵源」には、「本当の起源・事象が生起してくる大元やみなもと(源)」といった意味が込められています。
まとめ
この記事では、「淵」の正しい読み方が「エン・ふち・ふかい・おくぶかい」であることを示しました。
「淵」の間違いやすい読み方や「淵」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。