この記事では、「烏帽子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「烏帽子」の正しい読み方は「えぼし」
「烏帽子」の正しい読み方は「えぼし」となります。
「烏帽子」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「烏帽子」の「烏」は音読みで「ウ」、「オ」、訓読みで「からす」、「くろ(い)」、「なん(ぞ)」、「いずく(んぞ)」と読みます。
また、「帽」は音読みで「ボ」で、訓読みはありません。
さらに、「子」は音読みで「シ」、「ス」、訓読みで「こ」、「おとこ」、「ね」、「み」と読んでいます。
そのため、「烏帽子」を「からすぼうし」や「うぼうし」などと読まないように気を付けたいものです。
「烏帽子」について説明
「烏帽子」とは、昔、公家や武家などの成人男性が、和装礼装の際につけた被り物で、帽子の一種を表しています。
現在では、神主などが使用しています。
「烏帽子」の漢字の「烏」は「からす」、「カラス科の鳥類の総称」、「黒い」などを表しています。
また、「帽」は「ぼうし」、「かぶりもの」、「頭にかぶるもの」などを意味しています。
さらに、「子」は「こ」、「こども」、「おとこ」、「成人男性」などの意味があります。
「烏帽子」の種類としては、「立烏帽子(たてえぼし)」、「折烏帽子(おりえぼし)」、「揉烏帽子(もみえぼし)」、「風折烏帽子(かざおりえぼし)」、「萎烏帽子(なええぼし)」などがあります。
まとめ
今回は「烏帽子」についてご紹介してきました。
「烏帽子」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。