この記事では、「皐」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「皐」の正しい読み方は「こう」と「さわ」、「さつき」
「皐」は音読みだと「こう」と読み、訓読みだと「さわ」や「さつき」と読みます。
「皐」という漢字には「さわ」や「きし」、「水ぎわ」、「五月の異名」という意味が含まれています。
「皐」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「皐」という漢字は「鼠」に似ているため、「鼠」の訓読みである「ねずみ」や音読みである「そ」、「しょ」、「す」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
「皐」を使った熟語
ここからは「皐」を使った熟語をいくつか紹介していきます。
「皐月(さつき)」
「皐月」は陰暦(=旧暦)の5月を意味する言葉であり、陽暦(=新暦)における5月の別名でもあります。
「五月」と書いて「さつき」と読まれるのも「皐月」に由来しています。
「皐月」の由来に関しては諸説挙げられており、田植えの月という意味の「早苗月(さなえづき)」が省略されて「さつき」になった説や「早苗」の「さ」そのものに田植えの意味があるため「さつき」になったという説もあります。
「皐月賞(さつきしょう)」
「皐月賞」とは日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で開催する中央競馬の重賞競走(GI)のことです。
まとめ
「皐」は音読みだと「こう」と読み、訓読みだと「さわ」や「さつき」と読みます。
「鼠」という漢字と字体が似ているため、混同して「鼠」の訓読みである「ねずみ」や音読みである「そ」、「しょ」、「す」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。