この記事では、「福音」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「福音」の正しい読み方
「福音」の正しい読み方は「ふくいん」です。
「ふく・いん」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「福音」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「福音」は「ふくおん」「ふくおと」などと間違って読まれることがあります。
「福音」について説明
「福音」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「喜びを伝える良い知らせ」という意味です。
2つ目は「宗教用語で、キリストによってもたらされた、人類の救いと神の国に関する喜ばしい知らせ」という意味です。
3つ目は「宗教用語で、キリスト教の福音書に記されている、キリストの生涯と教え」という意味です。
「福音」は名詞として「福音を伝える」「福音を説く」「福音書」などと使われます。
似た意味の言葉に「朗報(ろうほう)」があり、こちらは「喜ばしい知らせ」のことで。
「福音」は「宗教的な意味で使われますが、「朗報」には宗教的な意味はなく、日常ではこちらが使われることが多くなります。
「福音」の言葉の由来
「福音」は漢字の意味から成り立つ語です。
「福」は「幸せ」「幸運」という意味、「音」は「音色」「声」から転じて「知らせ」「たより」「おとずれ」という意味、「福音」で「幸運をもたらす知らせ」になります。
まとめ
今回は「福音」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。