この記事では、「膿瘍」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「膿瘍」の正しい読み方
「膿瘍」の正しい読み方は「のうよう」です。
「のう・よう」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「膿瘍」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「膿瘍」は「しゅよう」「のうとう」などと間違って読まれることがあります。
「膿瘍」について説明
「膿瘍」とは、「身体の組織が炎症を起こし、部分的に破れてして膿(うみ)が溜まった状態」という意味です。
細菌が繁殖して炎症を起こし、膿が出る症状で、よく知られているのは皮膚にできるニキビや吹き出ものなどですが、中には内蔵や脳にできることもあります。
「膿瘍」は医学用語として使われる言葉で、一般的には「できもの」「腫れもの」などと呼ばれることが多くなります。
似た意味の言葉に「膿腫(のうしゅ)」があり、こちらは「皮膚の下に膿がたまり、しこりとなっている状態」という意味です。
「膿瘍」は「炎症を起こして膿が溜まった状態」、「膿腫」は「しこり、腫瘍」になります。
「膿瘍」の言葉の由来
「膿瘍」は漢字の意味から成り立つ語です。
「膿」は「うみ」とも読み「はれものなどから出る汁」という意味、「瘍」は「できものの総称」という意味、「膿瘍」で「腫れた部分から膿が出るできものの総称」になります。
まとめ
今回は「膿瘍」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。