「郎」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「郎」の読み方とは? 読み方

この記事では、「郎」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「郎」の正しい読み方は「ロウ」

「郎」の正しい読み方は、音読みで「ロウ」です。

「郎」の常用漢字表にはない訓読みとして「おとこ」もあります。

「郎」の字義は、「おとこ・若い男性・主人に仕える家来」などです。

「太郎・一郎」など「男の子の名前に長きにわたってつけられてきた漢字」でもあります。

「郎」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「郎」「太郎・健太郎・光太郎・一郎」などの人名用漢字として広く認知されているので、間違った読み方をしにくい漢字になります。

ただ「郎」の常用漢字表外の訓読みである「おとこ」は、知らない人も多いでしょう。

「郎」を使った熟語

「郎」という漢字を使った熟語とその意味を分かりやすく紹介していきます。

「新郎」

「新郎」という熟語の正しい読み方は、「しんろう」になります。

「新郎」の意味は、「先ほど結婚の誓いをしたばかりの男性」になります。

「郎党」

「郎党」という熟語の正しい読み方は、「ろうとう・ろうどう」になります。

「郎党」という言葉は、「主君に従っている家来・従僕」を意味しています。

「郎党」には、「鎌倉時代における武家の家臣・従者で、主君との間で血縁関係がないもの」の意味もあります。

「下郎」

「下郎」という熟語の正しい読み方は、「げろう」になります。

「下郎」とは、「高貴な人に仕えている身分の低い人」を意味しています。

「下郎」は、「下﨟」(げろう)が変化した言葉です。

「郎女」

「郎女」という言葉の正しい読み方は、「いらつめ」です。

「郎女」は読むのが難しい熟字訓です。

「飛鳥・奈良時代における若い女性」を指して、「郎女」と呼んでいました。

まとめ

この記事では、「郎」の正しい読み方が「ロウ・おとこ」であることを示しました。

「郎」の間違いやすい読み方や「郎」を使った熟語の意味についても解説していますのでチェックしてみてください。

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