この記事では、「縦横」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「縦横」の正しい読み方は「たてよこ」と「じゅうおう」どちら
「縦横」の読み方として考えられるものに、「たてよこ」と「じゅうおう」があります。
「たてよこ」と「じゅうおう」の二つの読み方のうち、「縦横」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「縦横」の正しい読み方の結論は、「たてよこ」と「じゅうおう」の両方とも正しい読み方になります。
「縦横」の「縦」と「横」という漢字をそのまま訓読みすれば、「たてよこ」と読むことができます。
一方で、「縦横」の「縦」と「横」の漢字をそのまま音読みすれば、「じゅうおう」と読むことができるのです。
また「じゅうおう」と読んだほうが、「たてよこ」よりも多義的な言葉になります。
「縦横」の意味
「縦横」の意味は、「縦と横・垂直な縦の方向と水平な横の方向」を意味しています。
「縦横」を「たてよこ」と読むときは、「縦と横」の意味だけになります。
しかし「縦横」を「じゅうおう」と読む場合には、「四方八方のすべての方向」「制限なく自由に行動するさま」といった意味合いも加わってきます。
また「縦横無尽(じゅうおうむじん)」という四字熟語もよく使われます。
「縦横無尽」は、「限界なく思いのままにすること」の意味になります。
「縦横」の言葉の使い方や使われ方
「縦横」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『その赤い折り紙の縦横(たてよこ)の長さを測って、それぞれ半分の長さに切って下さい』
・『現在の航空機の路線は、北半球でも南半球でも世界を縦横に飛び回っています』
・『戦国武将の豊臣秀吉は織田信長の死後、全国を統一するまで縦横無尽の活躍を見せました』
まとめ
この記事では、「縦横」の正しい読み方「たてよこ・じゅうおう」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「縦横」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。