この記事では、「開襟」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「開襟」の正しい読み方は「かいえり」と「かいきん」どちら
「開襟」の正しい読み方を考えるために、熟語を構成する二つの漢字の個別の読みを、最初に確認します。
「開」の漢字の音読みは「カイ」で、訓読みは「ひら(く)・あ(く)」です。
また、「襟」の漢字の音読みは「キン」で、訓読みは「えり・むね」です。
従って、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「かいきん」と読めますし、音読み+訓読みで繋いで「重箱読み」とすれば、「かいえり」と読むことも可能です。
さて、「開襟」の正しい読み方は「かいえり」と「かいきん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「開襟」の正しい読み方は「かいきん」で、「かいえり」と読むのは間違いです。
この読みとしては、「重箱読み」ではなく、素直に音読みを重ねた読み方が、正しいと言うことです。
「開襟」の意味
「開襟」とは、「襟?(えり)?を開くこと、また開くようにした襟のこと」及び「自分の心中を、他人に打ち開けること」すなわち「胸襟を開く」と言った意味を持つ言葉です。
最近では、余り聞くことは少なくなりましたが、「開襟シャツ」の略語として、使われることもあります。
「開襟」の言葉の使い方や使われ方
・『最近ではワイシャツが主流で、夏でも開襟シャツを着る人はほとんど見かけません』
・『一人で抱えていた想いを、初めて開襟して彼に話しました。少し気分が楽になりました』
まとめ
「開襟」の正しい読み方は「かいきん」で、「かいえり」と読むのは間違いです。
また、この「開襟」とは、「襟?(えり)?を開くこと、また開くようにした襟のこと」及び「自分の心中を、他人に打ち開けること」の二つの意味を持つ言葉です。