「錦玉子」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「錦玉子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「錦玉子」の正しい読み方は「にしきたまご」
「錦玉子」の正しい読み方は「にしきたまご」です。
「錦」には「錦絵」【にしきえ】「山田錦」【やまだにしき】など「にしき」という読み方があります。
「玉子」は「玉子焼」【たまごやき】「生玉子」【なまたまご】など「たまご」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「にしきたまご」が「錦玉子」の正しい読み方です。
「錦玉子」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「錦玉子」のよくある間違った読み方として挙がるのが「きんたまご」「きんしたまご」です。
「錦」には「錦旗」【きんき】「秋錦」【しゅうきん】など「きん」という読み方もありますが「錦玉子」には当てはまりません。
「きんしたまご」は漢字で「錦糸玉子」と書きます。
「錦玉子」では「糸」が抜けています。
「錦玉子」について説明
「錦玉子」とは、「黄身と白身を分けて蒸した玉子料理」です。
黄身と白身をより分けてそれぞれ裏ごしし、層になるよう一つの型に流し入れて蒸し上げた玉子の蒸し料理を指します。
黄身を金に白身を銀に見立てることで財宝を表した縁起物の料理として祝い事の際によく作られます。
「錦玉子」の言葉の由来
黄身と白身と分かれているさまから「二色」【にしき】となり、価値が高く華やかな「錦」とかけたのが「錦玉子」の由来だとされています。
まとめ
「錦玉子」はお正月や節句など祝いの場で作られる伝統的な料理です。
名前も縁起がいいので正しい読み方を覚えておきましょう。