この記事では、「魏呉蜀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「魏呉蜀」の正しい読み方
「魏呉蜀」の正しい読み方は「ぎごしょく」です。
「ぎ・ご・しょく」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「魏呉蜀」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「魏呉蜀」は「きごしゅん」「きごちゅう」などと間違って読まれることがあります。
「魏呉蜀」について説明
「魏呉蜀」とは、「中国の三国時代の史実を元に、脚色を加えた戦国小説である「三国志」の背景となる、三つの国の名前」という意味です。
「三国志」は西暦200年ごろの中国で起きた、国同士の争いと興亡を記した歴史書「三国志演義」に、脚色を加えてよりドラマチックに仕上げた作品です。
「魏」の国は「曹操」、「呉」の国は「孫権」、「蜀」の国は「劉備」という将軍に治められ、それぞれが個性豊かな部下を持ち、天下統一の野望を持ちながら繰り広げた戦いが細かく描かれています。
「魏呉蜀」の言葉の由来
「魏呉蜀」は、小説「三国志」の由来となった3つの国の名前です。
後に「蜀」の統率者となる劉備が、軍師として招いた「諸葛亮孔明」という人物が、天下を統一するための手段として「全国を3つの国に分けて統治すること」、という「天下三分の計」を発案しました。
その計画として挙げられたのが「魏・呉・蜀」の三つの国で、その理想を実現するために、長い間戦いを続けていくことになります。
まとめ
今回は「魏呉蜀」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。