この記事では、「背筋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背筋」の正しい読み方は「はいきん」と「せすじ」どちら
「背筋」には2つの読み方があります。
1つ目は「はいきん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音に合わせた読み方です。
2つ目は「せすじ」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字が持っている意味をあてた読み方です。
「背」の音読みは「はい」、訓読みは「せ・ せい・ そむく」、「筋」の音読みは「きん」、訓読みは「すじ」になります。
正しい読み方の結論
「背筋」は「はいきん」「せすじ」のどちらも正しい読み方です。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「背筋」の意味
「背筋」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「はいきん」と読む場合、「背中にある筋肉の総称」という意味で、腹筋、大胸筋など部位別にした筋肉のことです。
「せすじ」と読む場合、「背骨に沿って背中の中心となる部位」「衣服で背中の中心線にあたる縫い目」という意味です。
どちらも「細長い線状のもの」という意味ですが、「背筋」は「身体の内部」で、「背筋」は「身体の外部」という違いがあります。
「背筋」の言葉の使い方や使われ方
「背筋」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ジムに通って背筋(はいきん)を鍛える』
・『お辞儀する時には背筋(せすじ)をきちんと伸ばす』
・『面接で名前を呼ばれて背筋(せすじ)を正す』
まとめ
今回は「背筋」の読み方について紹介しました。
「背筋」は「はいきん」も「せすじ」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。