「代紋」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「代紋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「代紋」の正しい読み方は「だいもん」
「代紋」の正しい読み方は「だいもん」です。
「代」には「代打」【だいだ】「先代」【せんだい】など「だい」という読み方があります。
「紋」は「紋所」【もんどころ】「桐紋」【きりもん】など「もん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「だいもん」が「代紋」の正しい読み方です。
「代紋」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「代紋」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かもん」です。
「代」には「代わり映え」【かわりばえ】「代わりばんこ」【かわりばんこ】など「か」という読み方もありますが「代紋」には当てはまりません。
「代紋」について説明
「代紋」とは、「ヤクザが象徴として掲げる紋章」のことです。
ヤクザの一家がシンボルとしている紋章を指します。
日本には家を表す紋章として家紋があります。
「代紋」はヤクザ一家の家紋に当たる紋章です。
ヤクザにとって「代紋」は自らの存在を象徴する重要な紋章であり一家の団結を示す役割を持ちます。
基本的には組織の数だけ存在し「代紋」の有無によりその組織がヤクザとして認められるかどうかにも関わります。
メンツを重視するヤクザの世界ではとても重大な存在であり軽々しく扱うのは最大の侮辱行為です。
「代紋」の言葉の由来
「家紋に代わる紋」「代々引き継ぐ紋」「大紋から変化した」など諸説ありはっきりした由来は分かっていません。
まとめ
「代紋」は任侠映画くらいでしか耳にする機会がない言葉ですが、知識として覚えておきましょう。
