この記事では、「代諾者」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「代諾者」の正しい読み方は「だいだくしゃ」
「代諾者」の正しい読み方は、「だいだくしゃ」になります。
「代諾者」とは「代理で承諾する人」を意味している法律用語です。
「代諾者」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「代諾者」の間違いやすい読み方として、「だいだくもの・かえだくしゃ・かわりだくしゃ」などを考えることができます。
「代諾者」の言葉に使われている「代」という漢字は、「かえる・かわる」の訓読みで読むこともできるからです。
「者」という漢字にも、「もの」という訓読みがあります。
「代諾者」について説明
「代諾者」(だいだくしゃ)という法律用語は、「同意能力・判断能力を失っている本人の代わりに承諾する者」を意味しています。
「代諾者」というのは、「法律行為あるいは治療行為、研究行為などにおいて、本人がその内容を理解して判断・同意することができない場合に、代理人として承諾(同意)をする人」を指し示しています。
「代諾者」を必要とする代表的な人としては、「重度の精神障害者・未成年の子供(小さな子供)・知的障害者・認知症者・植物状態にある人・研究対象となる遺体(死体)」などを想定することができます。
未成年の子供の場合には、通常、親(親権者)が「代諾者」となります。
配偶者がいる人が判断能力を失った場合には、「代諾者」はその「配偶者」になります。
子や孫がいる高齢・単身の認知症者であれば、「子・孫」が「代諾者」になります。
まとめ
この記事では、「代諾者」の正しい読み方が「だいだくしゃ」であることを説明しました。
「代諾者」の間違いやすい読み方や「代諾者」という言葉の意味についても詳しく解説していますので内容をチェックしてみてください。