この記事では、「四川」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「四川」の正しい読み方は「しせん」
「四川」は中国の地名で、日本語読みでは「しせん」と読みます。
カタカナ表記をする際は「スーチュアン」になり、中国語の発音もそれに近い形になります。
「四川」の間違った読み方や間違いやすい読み方
地名の「四川」を知っている人なら、読み間違えることは少ないでしょう。
ただし地名を知らない場合は、川は「かわ」と読むことが多いことから「しかわ」「よつかわ」などと読み間違える可能性があります。
「四川」について説明
「四川」とは、中国(中華人民共和国)の地方行政区分「省」のひとつ「四川省(しせんしょう)」のことを指します。
「四川省」は中国の西南部に位置し、省都の成都市をはじめ楽山、徳陽などの主要都市があります。
険しい山岳に囲まれた広大な盆地があり、気候は温暖で農業と工業が盛んに行われています。
また、パンダの聖地と呼ばれ、ジャイアントパンダの保護地区があることでも有名です。
郷土料理の味付けは麻辣(マーラー)と呼ばれるしびれるような辛味が特徴で、中華料理のひとつ「四川料理」として発展しています。
「四川」の言葉の由来
この地名は「四つの川」と表記するように、4本の川が流れる環境にあったことから「四川」と呼ばれるようになりました。
まとめ
「四川」は「しせん」と読みます。
中華料理の「四川料理」などで日本でもよく知られる言葉ですが、間違えて「しかわ」「よつかわ」などと読まないよう注意が必要です。