この記事では、「賀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「賀」の正しい読み方は「ガ」と「よろこ・ぶ」
「賀」は音読みで「ガ」と読みます。
また、あまり使うことはありませんが訓読みでは「よろこぶ(賀ぶ)」とも読めます。
「賀」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「賀」は部首が「貝」ということから、この漢字の読み方を知らない場合は「かい」と読んでしまう可能性があります。
「賀」を使った熟語
漢字の「賀」は、くわえる、与えることを意味する「加」とお金や物を意味する「貝」から構成され、お祝いを贈るめでたい様子を表しています。
「賀」が、めでたいこと、お祝いを意味しており、漢字を使った熟語には「慶賀」「賀正」「賀状」などがあります。
「慶賀」
「慶賀(けいが)」とは、めでたい出来事を祝うことです。
「慶」はめでたい出来事をよろこぶことを意味しており、「慶」と「賀」を組み合わせた「慶賀」は、新年の挨拶など祝福の気持ちを伝えたい時に用いられています。
「賀正」
「賀正(がしょう)」とは、正月を祝うことです。
「正」は新年の初めの月(1月)を指しており、「賀」と「正」を組み合わせた「賀正」は、新年を迎えたよろこびを伝える挨拶として使われています。
「賀状」
「賀状(がじょう)」とは、お祝いの挨拶をする時に書く手紙のことです。
「状」は手紙を意味しており、「賀」と「状」を組み合わせた「賀状」はお祝いの手紙を表します。
代表的なものは、年始の挨拶をするために書く「年賀状」です。
年始の挨拶に行く代わりに手紙を出すようになったことから「年賀状」を送り合う風習が定着しました。
まとめ
「賀」は「が」または「よろこぶ」と読む漢字です。
漢字に「貝」が付くからといって「かい」と読まないよう、正しい読み方を覚えておきましょう。
